31平均律と41平均律の比較
詳細情報
| 日時 | 2026年06月05日 22:05 - 22:50 |
|---|---|
| テーマ | 31EDO vs 41EDO 音律の要点比較 |
| 発表者 | MisohitoNakaiさん |
| 集会名 | VRC微分音集会 |
| 発表資料 |
共通点と相違点から探ってみよう
31平均律と41平均律は、いずれも代表的な微分音音律として知られています。
しかし両者は単に「音の数」が異なるだけではなく、どの協和を重視し、どのコンマを緩和し、どのような音楽構造を実現しようとしているのかという点で、根本的に異なる思想を持っています。
発表では、完全5度・長3度の協和の歴史から出発し、純正律や中全音律を経由しながら、31平均律と41平均律がそれぞれどのような理論的背景から成立したのかを整理します。
- Patentヴァルによる平均律の特徴付け
- 緩和されるコンマの違い
- MOSスケールによる音階構造
- 中立音程や7倍音を含む拡張的スケール
といった観点から、両者の共通点と相違点を比較していきます。
31平均律は、中全音律的な発想を強く受け継ぎながら、長3度を重視する滑らかな協和空間を形成します。
一方41平均律は、より直線的な5度構造を保持しつつ、クロマティックな拡張性や高次倍音との関係性に独自の特徴を持っています。
また後半では、これらの平均律から導かれる多様なMOSスケールや、中東音楽・ガムラン・ペンタトニックとの接点についても取り上げ、単なる理論比較に留まらない“音楽的地形”の違いを探ります。
「どちらが優れているか」ではなく
「どのような音楽観を実現する音律なのか」
31平均律と41平均律を通して、平均律そのものの捉え方を再考していきます。
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VRC微分音集会の開催情報・参加方法
VRC微分音集会
開催日: 2026年06月05日
開催時間: 22:00 - 23:00
開催曜日: 金曜日開催周期: 月1回
毎月最初の金曜日に開催。微分音・Xenharmonicといった西洋音楽の12平均律を飛び出した音楽理論や調律理論、関連技術についての交流会です。 集会では不定期でLTやお悩み相談も開催予定。 音楽に関わりのあるすべての方々に、斬新で画期的な新時代の音楽のアプローチを提唱いたします。