Ableton Live 12 と Reaper の微分音機能性の比較
詳細情報
日時 | 2025年02月07日 22:05 - 22:50 |
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テーマ | Ableton Live 12 と Reaper の微分音機能性の比較 |
発表者 | 31Z_miz |
集会名 | VRC微分音集会 |
発表資料 | ファイル |
各DAWの特徴
REAPER
- MIDIチャンネル対応、MIDIのsend/receive機能あり
- アクション設定でショートカットの変更・追加が容易
- Live独自の調律ファイル形式で音律変更が可能
- 内蔵音源は微分音対応が可能
打ち込み方法
REAPER (31平均律の場合)
- MIDIチャンネルを分けて微分音を表現
- MIDI送受信機能やエフェクト用BUSトラックを活用
Live
- 12平均律のマッピングが基本
- 31平均律の調律ファイルを読み込むことで対応可能
各DAWの問題点
REAPER
- 内蔵音源が使えないため、微分音対応のVSTiが必須
- トラックが増えて管理が煩雑、PC負荷が大きい
- MIDIは128音までの制限があるため、高度な音律では音域が狭くなる
微分音対応のプラグイン
- VITAL, KONTAKT, sforzando, entonal studio
.tun
や.scl
などの調律ファイルは「Scale Workshop」で作成可能
まとめ
- REAPERは無料かつ拡張性が高く、MIDI打ち込みが直感的
- LiveはDAW自体が微分音対応で、移調が容易
- REAPERは打ち込みしづらく、トラック管理が大変
VRC微分音集会の開催情報・参加方法

VRC微分音集会
開催日: 2025年02月07日
開催時間: 22:00 - 23:00
開催曜日: 金曜日開催周期: 月1回
毎月最初の金曜日に開催。微分音・Xenharmonicといった西洋音楽の12平均律を飛び出した音楽理論や調律理論、関連技術についての交流会です。 集会では不定期でLTやお悩み相談も開催予定。 音楽に関わりのあるすべての方々に、斬新で画期的な新時代の音楽のアプローチを提唱いたします。