Perplexityってどうなのよ?:個人開発集会でのLT発表まとめ
詳細情報
発表のハイライト
- Perplexity AIは検索に特化した生成AIサービス。無料でも使えますが、有料版(月額約3000円)ではGPT-4やClaude Opusが使用可能!
- 検索以外にも使えるけど、市場調査やプログラミングなど色々試した結果、正直微妙だった…
- 将来的にはSEO対策やブログ記事作成に役立つ可能性も…?
Perplexity AIとは?
VRChatで開催された「個人開発集会」にて、のりちゃんさんがPerplexity AIについてのLT発表を行いました。 最近話題のPerplexity AIってどんなサービス?どんなことができるの? のりちゃんさんの発表内容を、スライド資料と合わせて詳しく紹介していきます!
Perplexity AIは、検索に特化した生成AIサービスです。 ChatGPTやClaudeといったLLMは賢いですが、最新の情報は持ち合わせていません。 Perplexity AIは、Microsoft Bingの検索エンジンを用いて最新情報を取得し、それをChatGPTやClaudeに渡して回答を生成することで、最新の情報に強い検索特化型のLLMを実現しています。
Perplexity AIの特徴
- 検索に特化した生成AIサービス
- 無料でも利用可能!有料版は月額20ドル(約3000円)
- 検索結果の要約にChatGPT-4やClaude Opusを使用(有料版)
- 検索エンジンはBing
- 検索対象を論文やRedditに絞り込むことも可能
- 1日600回(ChatGPT-4、Claude Opus)まで利用可能で、ChatGPTやClaude単体よりも制限が緩い
- 検索以外の用途にもChatGPT-4やClaude Opusを利用可能
Perplexity AIを実際に使ってみた!
検索機能を試してみた
Perplexity AIは、複数のWebサイトから情報を収集し、まとめてくれます。 5~10記事、多いときには20記事も読んでまとめてくれるので、自分でたくさんの記事を読む手間が省けます。 ただし、情報は正確なのか?という点が気になりますよね。 のりちゃんさんも、Perplexity AIが生成した回答が本当に合っているのか不安になり、結局自分でリンク先の記事を確認することになったそうです。
市場調査に活用できるか?
個人でサービス開発などを行う際、市場調査は欠かせません。 競合となるサービスを洗い出し、価格設定や料金プランなどを調べる必要があります。 Perplexity AIを使えば、一度に複数のサービスをリストアップしてくれるのでは?と期待したのりちゃんさんですが、残念ながら結果は微妙だったようです。 実際に存在するサービスの一部しか検出されなかったり、複雑な料金プランを正しく理解できなかったりと、まだまだ課題が多いようです。
プログラミングに役立つか?
Perplexity AIを使ってプログラミングに挑戦したのりちゃんさん。 しかし、1つ前の質問内容を覚えていなかったり、コードブロックが頻繁にずれたり、コードが書き換わったりと散々な結果に…。 さらに、プログラミング言語を毎回質問しなければいけないなど、使い勝手も悪かったようです。
まとめ:Perplexity AIは「まだちょっと早すぎる」サービス?
Perplexity AIは検索に特化した生成AIとして面白いサービスですが、現状ではChatGPTやClaudeの方が使いやすいと感じたようです。 特にプログラミングには向いていないという結論でした。 しかし、SEO対策やブログ記事の作成など、特定の分野では活躍できる可能性も秘めているとのことです。 今後の進化に期待したいですね!