C#でDataverseを自由自在に!APIで広がるデータ操作の新しい世界
詳細情報
| 日時 | 2025年12月09日 21:15 - 21:25 |
|---|---|
| テーマ | C# で Dataverse API を使う、など(検討中) |
| 発表者 | mishizakiさん |
| 集会名 | C# Tokyo VRもくもく会 |
| 発表資料 | リンク |
2025年12月9日、VRChatのメタバース空間で開催された「C# Tokyo もくもく会」にて、石崎充良(mishizaki)さんによる刺激的な発表が行われました。
テーマは、Microsoftの強力なデータ基盤である「Dataverse」を、C#を使って自由自在に操るというもの。
普段の業務で使っているツールを自分の手で拡張したり、便利な管理ソフトを作ったりする楽しさが伝わってくる、開発者なら誰もがワクワクする内容でした。
メタバースという最先端の場所で語られた、実用性たっぷりの技術の可能性を皆さんと共有します。
Dataverseって何?私たちの開発を支える魔法の箱
皆さんは「Dataverse」という言葉を聞いたことがありますか?
石崎さんは、これを「Microsoft Power Platformの中核を担う、クラウド上のデータ管理基盤」と説明してくれました。
簡単に言うと、Excelのようなテーブル形式でデータを保存でき、さらにセキュリティや自動化の仕組みが最初から備わっている、とっても賢いデータベースのようなものです。
「環境構築が不要で、Microsoft 365を使っている人なら誰でも試せる」という手軽さが大きな魅力だと石崎さんは語ります。
わざわざサーバーを立てなくても、すぐにデータを扱える環境が手に入るなんて、まるで魔法の箱のようですね。
なぜC#でAPIを叩くのか?エンジニアのこだわり
Dataverseは、通常「Power Apps」などのツールを使って画面から操作することが多いものです。
しかし、石崎さんはあえて「C#でAPIを直接使う」という道を選びました。
その理由は、日本のシステムエンジニアが求める「かゆいところに手が届く機能」を実現するためです。
例えば、大量のデータを一気にインポートしたり、テーブル同士のつながりを示す図を自動で生成したり。
標準の画面だけでは少し手間がかかる作業も、自分でプログラムを書けば一瞬で解決できてしまいます。
「Web APIなら、私たちが本当に欲しいツールを自分たちで作れるんです」という石崎さんの言葉には、ものづくりの原点にある楽しさが溢れていました。
意外とシンプル!JSONを投げるだけの親しみやすさ
「APIを使う」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、石崎さんによれば基本はとてもシンプルです。
基本的には「REST API」と呼ばれる形式で、特定の形式(JSON)のデータを送り、結果を受け取るだけ。
データの取得なら「Get」、新しいデータの追加なら「Post」といった具合に、Web開発でおなじみの方法がそのまま使えます。
石崎さんは「データの型には少し厳しいけれど、基本はJSONを投げつけるだけですよ」と、親しみやすい例えで教えてくれました。
これなら、普段からWeb系の開発をしている人にとっても、ぐっと身近に感じられますよね。
認証の壁もライブラリで楽しく乗り越える
APIを使う上で一番の難関になりがちなのが「認証」です。
Microsoftのアカウントを使って安全に接続するためには、少し複雑な手順が必要になります。
ここで石崎さんが紹介してくれたのが、公式から提供されている便利なライブラリです。
これを使えば、ブラウザが立ち上がってサインインを促すような仕組みも、比較的簡単に組み込むことができます。
発表の中では、通信環境の影響でエラーが出てしまうといった、リアルな開発現場ならではの苦労話も披露されました。
「通信が遅いとエラーになる気がする」といった実体験に基づいたアドバイスは、これから挑戦する私たちにとって非常に貴重なヒントになります。
自分で作る喜び!自作クライアントアプリの可能性
石崎さんは、実際にC#で作成したコマンドラインツールのデモも見せてくれました。
黒い画面にコマンドを打ち込むと、ブラウザで認証が行われ、Dataverseの中にあるデータがJSON形式でずらりと表示される。
その光景は、まさに自分の手でクラウド上の巨大なシステムを制御している感覚を味わせてくれます。
「汎用性を求めるならJSONで扱うのが一番」という石崎さんの言葉通り、一度データのやり取りができるようになれば、あとはアイデア次第でどんな便利なツールも作れてしまいます。
自分たちの業務を自分たちのコードで楽にする、そんなエンジニアらしいワクワクする挑戦がそこにはありました。
まとめ:技術の力で「欲しい」を形にしよう
石崎さんの発表を通じて感じたのは、既存のプラットフォームをそのまま使うだけでなく、APIを通じて「自分たちの道具」に変えていくことの面白さです。
Dataverseという強力な基盤と、C#という自由度の高い言語を組み合わせることで、業務の効率はもっともっと上げられるはずです。
「通信環境は大事!」というユーモアあふれる教訓も含め、技術を楽しみながら使いこなす姿勢に、参加者全員が大きな刺激を受けました。
皆さんも、身近なデータの管理にDataverseとC#の組み合わせを試してみてはいかがでしょうか。
きっと、新しい開発の楽しさが見つかるはずです。
C# Tokyo VRもくもく会の他の発表もチェック!
C# Tokyo VRもくもく会の開催情報・参加方法
C# Tokyo VRもくもく会
開催日: 2025年12月09日
開催時間: 21:00 - 22:00
開催曜日: 火曜日開催周期: 2~3週間に1度
C# Tokyo とは、C#に関するオフラインイベントを主に東京で開催している団体です。TeamsやYoutube等でのオンラインイベントもやっています。 もくもく作業したり、会話したり、あるいはメタバース自体を色々と試してみたりなど、その日に集まったメンバーのノリでゆるめにやっています。 扱う話題も厳密に C# だけに限定はせず、周辺技術や C# とあわせて使われる技術などコミュニティ…