OJT指導のはじめて!新人がグングン成長する褒め方のコツ
詳細情報
集会名 | データサイエンティスト集会 |
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日時 | 2024年01月27日 21:00 - 21:30 |
テーマ | OJT指導のはじめかた@エンジニア作業飲み集会 |
発表者 | ぶんちん |
発表資料 | リンク |
発表内容のハイライト
- 新卒のOJT指導で、技術指導だけでなく「褒められ方」を教えることが重要です。
- 単純に指示された作業をこなすだけでは、なかなか褒められません。
- 新人が褒められるように、褒められる仕事、成果の言語化、相手に伝える方法を指導しましょう。
- 指導者は、褒められるためのアプローチを代わりにやってみせることで、新人のモチベーションアップに繋がります。
OJT指導で悩むエンジニアさん、必見!
新年度が始まり、新しいメンバーがチームに仲間入りした方も多いのではないでしょうか?
エンジニアのOJT指導って、技術的なことは教えられるけど、なかなか「褒める」のが難しい…と感じている方もいるかもしれませんね。
今回は、VRChatの「データサイエンティスト集会」でぶんちんさんが発表した「OJT指導のはじめかた」を元に、新卒のOJT指導で役立つヒントを紹介します。
なぜ新人は褒められないのか?
新人がなかなか褒められないのは、彼らがまだ「褒められる」ためのスキルを身につけていないからです。
例えば、指示されたタスクをこなすことはもちろん大切ですが、それだけでは評価を得にくい場合があります。
ぶんちんさんは、プレゼンテーションの中で「指示された作業をこなすだけでは評価を得られない」と指摘しています。
では、どうすれば新人は褒められるのでしょうか?
新人が褒められるための3つのポイント
新人が褒められるためには、以下の3つのポイントを押さえる必要があります。
- 褒められる仕事をする
- 褒められるように成果を言語化する
- 褒められるように相手に伝える
1. 褒められる仕事をする
単に指示された作業をこなすだけでなく、組織や業務の背景、自身の役割、そして最終的に実現したいことを理解した上で仕事をすることが大切です。
指示された範囲内だけでなく、一歩踏み込んで、周囲の困り事を察知し、自ら課題を見つけ解決するような行動も評価に繋がります。
2. 褒められるように成果を言語化する
「成果」は、必ずしも目に見えるものではありません。
例えば、業務の効率化に繋がるアイデアを思いついたとしても、それを言葉で説明できなければ、周囲に伝わらず、評価されにくい場合があります。
そのため、自分の仕事でどのような成果が出たのかを明確に言語化する必要があります。
3. 褒められるように相手に伝える
誰にでも効果的な「褒め方」があるわけではありません。
上司や先輩、同僚など、相手によって見ているポイントや評価基準は異なります。
そのため、誰に何をどのように伝えれば、その人が「褒めてくれる」のかを理解する必要があります。
指導者ができること
新人がこれらのスキルをすぐに身につけるのは難しいものです。
そこで、指導者である私たちが代わりにできることがあります。
それは、褒められるためのアプローチを代わりにやって見せることです。
具体的には、 - 新人の頑張りを周囲に伝える - 新人の成果を具体的に褒める - 新人が活躍できる場を積極的に与える
といった行動を通して、新人が褒められる経験を積むサポートをすることが重要です。
まとめ
OJT指導では、技術的な指導だけでなく、「褒められる」ためのスキルを教えることも重要です。
新人が褒められるようになると、自信とモチベーションが向上し、より積極的に仕事に取り組むようになります。
ぜひ今回の内容を参考に、新卒のOJT指導に役立ててみてください!