データサイエンス初心者必見!DSプロジェクト課題の選び方~難度の見極め方と成功への道~
詳細情報
集会名 | データサイエンティスト集会 |
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日時 | 2023年08月24日 22:00 - 22:30 |
テーマ | DSプロジェクト課題の選び方(難度の見極め方) |
発表者 | ぶんちん |
発表資料 | リンク |
発表のハイライト
- データサイエンスプロジェクトの成功には、DS技術だけでなく、業務プロセスや関係部署との調整など、多くの課題を解決する必要がある。
- プロジェクトの難度は、新規施策の導入(HARDモード)と、既存業務の改善・高度化(EASYモード)に分けられる。
- 初心者には、比較的容易に成功体験を得られるEASYモードの課題から始めるのがおすすめ。
データサイエンスプロジェクトの課題選びの重要性
データサイエンティストとして、世の中にインパクトを与えるようなプロジェクトに挑戦したい!そう意気込む方も多いのではないでしょうか?しかし、データサイエンスのプロジェクトは、分析スキルだけでなく、ビジネス理解や関係部署との連携など、多くの要素が絡み合い、思ったように進まないことも少なくありません。
ぶんちんさんは、長年、重厚長大製造業でデータ分析に携わってきた経験から、データサイエンスプロジェクトの課題選びが成功のカギを握ると説いています。特に、データサイエンスの初心者にとって、適切な課題を選ぶことは、自信と経験を積み重ね、更なる成長へと繋がる重要なステップとなるのです。
プロジェクト成功に必要なのはDS技術だけじゃない!
データサイエンスの技術を駆使して、課題を解決する!一見、シンプルに思えるデータサイエンスプロジェクトですが、実際には様々な課題が待ち構えています。
例えば、新しいサービスを導入するプロジェクトでは、
- 新しいサービスの検討
- システム開発
- 関係部署への説明
- ユーザーへの教育
など、技術的な課題に加えて、多くの非技術的な課題をクリアする必要があります。ぶんちんさんは、これらの課題のうち、DS技術以外の課題の対応に大きな負荷がかかるケースが多いと指摘しています。つまり、プロジェクトの成功には、DS技術だけでなく、関係部署との連携や業務プロセスの改善など、様々な課題を解決する必要があるのです。
プロジェクトの難度:HARDモードとEASYモード
データサイエンスプロジェクトの難度は、大きく分けて2つに分類できます。
HARDモード:新規施策の導入
- 新しいサービスや技術を導入するプロジェクト
- 全ての課題に1から対応する必要がある
- メカニズムベースの検討が必要
- 体制構築や関係部署との調整に時間がかかる
例えば、今までにない新しいマーケティング手法を導入するプロジェクトなどが挙げられます。未知の領域に踏み込むため、予期せぬ問題が発生する可能性も高く、多くの人的リソースと時間を必要とします。
EASYモード:管理・制御の高度化
- 既存の業務プロセスを改善するプロジェクト
- 過去データや実績を活用できる
- 周囲の協力を得やすい
- 業務負荷を軽減できる
例えば、既存の生産管理システムの精度向上や、顧客満足度向上のための施策などです。既に実績があるため、課題の把握や解決が比較的容易で、少人数でも成果に繋がりやすい傾向があります。
初心者におすすめの課題は?
データサイエンスの初心者にとって、いきなりHARDモードに挑戦するのは少しハードルが高いでしょう。ぶんちんさんは、初心者にはEASYモードの課題から始めることをおすすめしています。
EASYモードの課題は、
- 周囲の協力を得やすい
- 成功体験を得やすい
- 負荷が低く、比較的容易に成功できる
といったメリットがあります。
まずは、成功体験を積み重ね、自信と経験を蓄積することが、データサイエンスのスキルアップに繋がります。
まとめ
データサイエンスプロジェクトの成功には、DS技術だけでなく、様々な課題を克服する必要があります。特に、初心者の方は、プロジェクトの難度を見極め、自分に合った課題を選ぶことが重要です。
まずはEASYモードから始めて、成功体験を積み重ね、自信と経験を積んでいきましょう!その積み重ねが、あなたをより高度なデータサイエンティストへと導いてくれるはずです。