TypeScriptのエラーハンドリングがつらい?型で解決する安心開発術!

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日時 2026年04月27日 22:00 - 22:20
テーマ TypeScript エラーハンドリング つらい [検索🔍]
発表者 ありあなさん
集会名 VRChat.ts
発表資料 ファイル

2026年4月27日、VRChat内の技術者コミュニティ「VRChat.ts」にて、ありあなさんによる熱いセッションが行われました!
テーマは、多くの開発者が日々頭を抱えている「TypeScriptのエラーハンドリング」についてです。
「エラーハンドリングがつらい」という切実な悩みに寄り添いつつ、それをどうやってワクワクするような安全なコードに変えていくか、その魔法のような手法が語られました。
静的な型付けが大好きだというありあなさんの視点から、エラーと正しく向き合うための新しい冒険の記録をお届けします!

なぜ私たちはエラーハンドリングで「つらい」と感じるのか?

皆さんはTypeScriptでコードを書いていて、「どこでエラーが起きるか分からない」「catchした後の型が不明で困った」という経験はありませんか?
ありあなさんは、まず私たちが日常的に使っている「throw」や「try-catch」の仕組みが抱える課題を整理してくれました。

例えば、tryブロックの中で定義した変数を外で使いたいとき、わざわざletで宣言し直さなければならないことがありますよね。
これはtryが「式」ではなく「文」であるために起こる、ちょっとした不便さです。
さらに深刻なのは、関数の型定義を見ただけでは、その関数がエラーを投げるかどうかが全く分からないという点です。

「型から何も読み取れないから、呼ぶ側でtry-catchが必要かどうかも判断しにくいんです」と、ありあなさんは指摘します。
せっかくTypeScriptを使っているのに、エラーに関してはコンパイラの助けを十分に借りられない。
この「見えない不安」こそが、開発者の心を少しずつ削っていく「つらさ」の正体だったのです。

「例外」と「アプリケーションエラー」を分けて考えよう

ここで、ありあなさんから目から鱗の提案がありました。
それは、世の中のエラーを「例外(Exception)」と「アプリケーションエラー」の2種類に分けて考えるというアイデアです。

「例外」とは、データベースに接続できない、メモリが足りないといった、文字通り「想定外の事態」のこと。
これらはプログラムを止めてしまうようなパニックに近い状態なので、今まで通りthrowで扱っても問題ありません。

一方で、私たちがもっと丁寧に向き合うべきなのは「アプリケーションエラー」です。
「ユーザーが見つからない」「権限が足りない」「入力値が正しくない」といった、あらかじめ起こりうると分かっている失敗のことですね。
これらを例外と同じ仕組みで扱おうとするから、無理が生じてしまうのです。
「想定内の失敗は、エラーではなく『値』として扱おう!」というありあなさんの言葉に、会場のエンジニアたちも大きく頷いていました。

Result型がもたらす「安心感」という名の魔法

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?
ありあなさんが紹介してくれた解決策の一つが「Result型」を使う方法です。
これは、関数の戻り値として「成功した時の値」か「失敗した時のエラー内容」のどちらかを返す仕組みです。

例えば「neverthrow」というライブラリを使うと、コードの見た目が劇的に変わります。
関数が返す型にエラーの内容がはっきりと現れるので、呼び出す側は「あ、この関数は失敗する可能性があるんだな」と一目で分かります。
さらに素晴らしいのは、エラーを適切に処理しない限り、成功した時の値にアクセスできないようコンパイラが守ってくれることです。

「ハンドリングを忘れたらコンパイルエラーになる。これこそが型システムの安心感ですよね」と、ありあなさんは語ります。
非同期処理でも「ResultAsync」という仕組みを使えば、まるで同期処理のようにスムーズにエラーを繋いでいくことができます。
これなら、複雑なエラー処理もパズルのピースを組み合わせるように楽しく書けそうですね!

さらにその先へ!Effect-TSが切り拓く未来

発表の終盤では、さらに高度な手法として「Effect-TS」についても触れられました。
これはエラーだけでなく、依存関係などもすべて型に乗せて管理してしまおうという、まさに「全部入り」の強力なツールです。

学習コストは少し高めですが、リトライ処理やタイムアウト、並行処理までを一つの流れで美しく記述できる可能性を秘めています。
「まずはResult型を導入するだけでも、世界がガラッと変わりますよ」というありあなさんのアドバイスは、明日からの開発に勇気を与えてくれるものでした。

小さなスクリプトならthrowで手軽に、しっかり作り込みたいアプリケーションならResult型で安全に。
そんな風に状況に合わせて道具を選べるようになれば、エラーハンドリングはもう「つらい作業」ではなく、ユーザーに最高の体験を届けるための「楽しい設計」に変わるはずです。

まとめ:エラーと友達になれる日を目指して

ありあなさんの発表は、技術的なテクニックだけでなく、開発者がいかにして「安心」してコードを書けるかという優しさに満ちていました。
エラーを隠したり恐れたりするのではなく、型という光を当てて正しく導いてあげること。
その積み重ねが、バグの少ない、そして何より書いていて楽しいプログラムに繋がっていくのですね。

VRChat.tsのようなコミュニティで、こうした知見が共有され、みんなで「もっと良くしていこう!」と盛り上がれるのは本当に素敵なことです。
皆さんも、ぜひ今日から「Result型」を味方につけて、エラーハンドリングの新しい扉を開いてみませんか?
きっと、コンパイラが今まで以上に頼もしい相棒に感じられるはずです!

発表スライド(PDF)

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VRChat.tsの開催情報・参加方法

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開催日: 2026年04月27日

開催時間: 22:00 - 23:00

開催曜日: 月曜日

開催周期: 毎月第 2, 4 週

TypeScript について語る雑談集会です。隔週月曜日、第2, 4月曜日に開催しています。 フロントエンド⁄バックエンド⁄ネイティブ問わず、 TypeScript に興味のある人同士で集まりましょう。

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