技書博にサークルCS集会として参加してきました(10/26)
2025年10月26日、サークル「CS集会」として技術書同人誌博覧会に参加して来ました
今回はハードウェアに関する本を頒布してきました。
気合を入れて同人誌を作った
自分の好きな分野であるハードウェアに関する本なので、今回は特に気合を入れて制作しました。
そのハードウェアとは、秋月電子で販売中のSuper AKI-80です。
スーパーAKI-80 (秋月電子)
この本では、Super AKI-80の組み立てパーツリストとプログラミングする方法を書いています。
本に書いてあるパーツを秋月電子で揃えて組み立てれば、Tiny BASICでプログラミングできる8ビットマイコンが完成します。
「実際に動作するもの」を本にするのは初めてだったので、少々骨が折れました。
パーツリストを用意したり、回路図を書き起こしたり、サンプルプログラムの動作確認をしたり……。
今までに出した同人誌は考えていること頭にあることを文章に書き起こすタイプでしたが、
そういった本とはワケが違い、いわゆる"裏取り"をたくさんする必要がありました。
情報を集めて編纂して裏取りをして……、のように非常に手間がかかる制作作業でした。
しかし苦労した分だけ、完成した本には愛着が湧きましたし、本を手に取ってもらったときの喜びもひとしおでした。
手に取ってもらった多くの皆様に感謝です。
フリーペーパー企画にも参加した
今回の技術書同人誌博覧会では、フリーペーパー企画が開催されていました。
これは、参加者が無料で配布できる小冊子を作成し、会場で配布するという企画です。
弊集会ももちろんこの企画に参加しました。
フリーペーパーには、Super AKI-80のTiny BASICに関する情報を掲載しました。
実は本誌印刷発注した後、Tiny BASICに関する情報が新たに判明したため、急遽フリーペーパーで補足する形を取りました。
なお、フリーペーパーを発注した後にも新たな情報が出てきたので、まだ私の頭にしか無い情報がいくつかあります。
それらの情報を更に追加して、「秋月2FのSuper AKI-80で遊ぼう 2巻」では、より多くの情報が盛り込まれた本になることでしょう。
同じ趣味の人に出会った
今回の本を作るにあたって、たくさんの資料を参考にしました
書籍や個人ブログはもちろんのこと、Twitter(現X)で情報発信されている方々の投稿も大いに参考にしました。
斜め隣のサークルさんが、まさにその情報発信をされている方だったので、思いがけず直接交流することができました。
まさかの展開に驚きましたが、とても嬉しかったです。
単に交流するだけでなく、新刊を贈ったり、逆にZ80の基板を頂いたりしました。
懇親会が楽しかった
技書博といえば、懇親会も楽しみの一つです。
今回も多くの参加者が集まり、技術書同人誌に関する話題で盛り上がりました。
久々にあった友人と再会したり、新たな友人を作ったりと、有意義な時間を過ごせました。
今回はどのサークルの同人誌・グッズが面白かった、現在大学生の人がどこに就職したとか、続けている趣味の話など。
また、印刷費用や印刷所に発注するときのスケジュールなど、様々な話題で盛り上がりました。
〆切りは全員の共通の悩みでした。みんな、スケジュールは守ろうね。
次回も参加したい、みんなも出展しよう
同人誌の世界では「刷ればペーパー、折れば本」と言います。
なにかネタがあれば、まずはメモ帳やWordに書きましょう。A4サイズ1枚もあれば、立派な同人誌です。
印刷はコンビニコピーでもいいですし、もう少しお金を出して印刷所に発注しても良いでしょう。
情報は集めるだけじゃなくて発信しましょう。
さらに、技書博を始めとするイベントに参加すれば、同じ趣味の人たちとも出会えます。
次回の技術書同人誌博覧会は2026年5月10日に開催予定です。
第十三回 技術書同人誌博覧会(compass)
ちなみに私は技書博の懇談会中に申し込みました。それでは次回技書博でお会いしましょう!
