VRChat技術系集会が一周年! 主催者たちが語る運営の裏側と今後の展望
詳細情報
集会名 | CS集会 |
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日時 | 2024年06月04日 21:00 - 22:30 |
テーマ | 一周年記念座談会 |
発表者 | 夜鍋ヨナ、Spis、〆、かるだん、いそひまかん、ゆに、NekoDOS (敬称略) |
発表資料 | ファイル |
VR空間で技術交流を牽引してきた「CS集会」が1周年!
2024年6月4日、VRChat上で活発に活動する技術系コミュニティ「CS集会」の一周年記念座談会が開催されました。夜鍋ヨナさん、Spisさん、〆さん、かるだんさん、いそひまかんさん、ゆにさん、NekoDOSさん(敬称略)ら、個性豊かな主催者たちが集結し、この一年間の軌跡を振り返るとともに、運営の裏側や今後の展望について語り合いました。
各集会の誕生秘話から見えてきた、主催者たちの熱い想い
きっかけは「手元の機材を活用したい」から「技術の面白さを共有したい」まで
座談会では、各主催者が集会を始めたきっかけや、当初はどのように運営していくつもりだったのかについて語られました。
- 夜鍋ヨナさん:運営から編集、LTまで全て一人でこなす予定だった
- Spisさん:高価な脳波測定器を活用したいという純粋な気持ちからスタート
- 〆さん:とりあえず集会を開いてみるという行動派
- かるだんさん:LTや外部講師を招いた講演会など、幅広い企画を構想していた
- いそひまかんさん:先代から引き継ぎ、データサイエンティスト育成の土台を作ることを目指した
- ゆにさん:エンジニアが気軽に集まり、お酒を片手に技術談義に花を咲かせられる場所にしたいという想いから
- NekoDOSさん:VRチャット学寄講師説明会がきっかけで、アンディさんとともに「知識を共有したい」「お金の話がしたい」という共通の目標を掲げて設立
試行錯誤しながら成長を続ける集会運営
集会運営は決して楽な道のりではありません。主催者たちは、参加者集めやモチベーション維持、運営コストの削減など、様々な課題に直面しながらも、試行錯誤を重ねながら活動を続けてきました。
- Spisさん:クオーターに一度の開催に頻度を落とすことで、開発や他のイベントとの両立を目指している
- 〆さん:VRChatだけでなく、リアルイベントへの参加や書籍出版など、多角的な広報活動を通じて認知度向上に尽力
- かるだんさん:受験勉強との両立を目指し、頻度調整やスタッフ募集など、運営体制の見直しを検討
- いそひまかんさん:VR空間以外でもコミュニティを形成し、より参加しやすい環境作りを目指している
- ゆにさん:Twitter APIやWebHOOKを活用した告知の自動化など、技術力を駆使して運営コスト削減を実現
2024年も進化は止まらない! 主催者たちが描く未来とは?
技術系イベントの新たな可能性を追求する
2024年も、各主催者はそれぞれの目標を掲げ、技術系イベントの新たな可能性を追求していきます。
- 夜鍋ヨナさん:より多くの人に参加してもらい、この界隈を盛り上げていきたい
- Spisさん:ニッチな分野ながらも、専門性の高い内容で参加者を引き付けたい
- 〆さん:著名なゲストを招いた特別講演会など、さらに魅力的な企画を実現したい
- かるだんさん:参加者を増やし、より活気のある集会にしていきたい
- いそひまかんさん:データサイエンティストを目指す人の後押しとなるような活動を続けたい
- ゆにさん:ソーシャルVR上にエンジニアのコミュニティを築き、技術系イベントをさらに盛り上げていきたい
- NekoDOSさん:主催者の負担を軽減し、誰でも気軽に登壇できる場を提供していきたい
参加者も巻き込み、さらなる発展へ
座談会では、主催者同士で運営ノウハウを共有したり、今後のイベント開催に向けて意見交換をする場面も見られました。参加者からも様々なアイデアや要望が寄せられており、技術系コミュニティ全体で盛り上げていこうという熱意が感じられました。
まとめ:VRChatから生まれる新たな技術コミュニティの可能性
今回の座談会を通じて、VRChatという仮想空間が、技術者同士の交流の場としてだけでなく、新たなコミュニティを生み出すプラットフォームとしての可能性を秘めていることを改めて実感しました。
今後もCS集会は、参加者と主催者が一体となって、技術の面白さを共有し、学びを深められる場として、さらなる発展を目指していきます。